デイサービスの仕事は様々

デイサービスの主な仕事内容は、食事介助や入浴介助、排泄介助といった三大介助やレクリエーション、送迎など様々なものがあります。

食事介助では、噛む力や嚥下する力が弱くなった高齢者の方に対して誤飲や誤嚥が起こらないよう注意深く見守ります。
入浴介助は、服の着脱などの必要なサポートを行いつつ、利用者自身でできることは見守ることが必要です。
排泄介助は、利用者一人では難しい場合はサポートに入り、体を支えるなどの介助を行ないます。
デイサービスは自立した日常生活を送れるように支援することが目的であるため、利用者自身でできることは見守り、できないことはサポートに入るといった形でケアを行います。

レクリエーションを企画・実施することも、高齢者の身体や脳の機能を維持して、健康に生活してもらうためには大事な仕事です。
レクリエーションを通して、体を動かしたり、頭を使ったりすることも大切ですが、何よりも楽しんでもらうことが大切です。
折り紙を使った工作や書道、ボールを使ったゲーム、歌を歌うなど、高齢者でも簡単に参加できて、より楽しめるようなレクリエーションを実施します。
また同じものばかりだと飽きてしまうため、介護現場におすすめのレクリエーションを勉強することも欠かせません。

デイサービスは、利用者が入居している老人ホームなどとは違って送迎業務もあります。
送迎専用のドライバーがいる事業所か介護職員が送迎業務を兼務している事業所の二つに分かれますが、後者の方が多いです。
そのためデイサービスで働きたい方は運転免許を持っているとよいでしょう。